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人生俯瞰記

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ギター編②「ギターの選び方」

ギターを始めるぞ。
と意気込んでみたものの、種類が豊富すぎて何を買っていいのかわからない。
これは裏を返せば、実に様々な形状や色、更に音色のギターからお気に入りの一本を見つけるという事だ。



第二回目はギターを始めるにあたってのギターの選び方のお話。
まずギターというものは大きくふたつの種類に分類できる。
アコースティックギターと、エレキ(エレクトリック)ギターだ。
前者は一般的に本体に丸い穴が空いており、穴の共鳴で音を鳴らす。フォークギターやクラシックギター等がある。
もう一方のエレキギターとは名前の通り、弦の振動を電気的に増幅し音を鳴らすギターのことだ。
ここまでは全くギターに触れたことのない方でもイメージが湧くだろう。
種類がわかったところで、今回はエレキギターに的を絞って解説してみようと思う。


洋服や電化製品等は様々なブランド、メーカーから出ているがギターも例外ではない。
しかも一般的に普及している生活用品は口コミや情報など気にしなくても耳に入ってくるが、ギターはそうはいかない。
ましてや初めて手にする物なのだからどんな基準で選んでいいのかもわからない。
決して安い買い物ではないのだからここは誰もが慎重になるところだろう。 



さあ、では最初に選ぶギターの基準とは何だろうか。
ここで三つ程要素を上げてみたいと思う。

1、予算
2、見た目
3、持ってみた感じ

1はごく当たり前だ。
人によってピンキリだろうが、無理して高い物を買う必要はない。
僕が所持しているギターでも数万円~数十万円まで数種類あるが、個性はそれぞれで全部愛用している。
予算より安く済めば残りでアンプ等を買ってもいいだろう。

2は個人的に一番重要視してほしい。
形と色は素人、玄人関係なく誰しもが見極められる部分だからだ。
雑誌の広告でも楽器屋さんでも、ズラリと並んだギター達を見て必ず、これが格好良いと思うギターがあるはずだ。
その自分の好みに素直であってほしい。
後々やっぱあれにしておけば良かった~と思っても遅いのです。

3はできる限りでいいのだが、楽器屋さんで選んでいるのならば、恥ずかしがらずに試奏してみることをお勧めする。
試奏と言っても初めてギターに触る訳だから、膝に置いた感触やネックを握った感じ、重さ等をなんとなく体で感じるだけでいいのだ。
ギターは当たり前に種類や使っている材料によって持った感覚が大分違うので目をつけたギターは全部触ってみるといいだろう。


以上をまとめると予算内で格好良くてなんかしっくりきたギターを買えばいい訳だ。
そんなアバウトでいいのかと思うかもしれないが、その時の自分が良いと思ったその感覚が大事なんだね。
そして誰の責任でもなく自分が選んだものなんだから練習にも身が入るはずだ。

又、自分の好きなギタリストが使っているギターという手もある。
これはこれできっと2の条件にも当てはまってるだろうし、そのアーティストの曲をコピーしたいというやる気にも繋がるのでいいのだが、見てうっとりするだけのお部屋のオブジェにならないように注意。

ちなみに私が生まれて初めて買ったギターは雑誌の通販の19800円の激安セットだ。
高校生の時どうしても早くギターが欲しかったので半ば勢いで購入した。
それでも一年半くらいはそいつで頑張った記憶がある。




話は逸れたが、音については全く触れていない事にお気づきであろうか。
楽器なのだから勿論音が良いに越したことはない。
と、私だってちゃんと考えてはいます。

しかし。

じゃあ良い音って何?
友達や店員さんに薦められたから?
確かに経験者の発言による安心感は大きいのは事実だ。
しかし、考えてみてほしいのが、聞く音楽や好きな音楽が一人一人違うように良い音なんてものはその人の価値観以外の何者でもない訳だ。
自分は良く分からないまま他人に薦められたものを買う。これだけは避けて欲しい。
人間心理的に相手の絶対な自信の前には自分もそう思い込んでしまう錯覚もあるが、本当に自分が気に入らないまま購入するのは妥当ではないと私は思うのだ。

どんなに人に薦められようが、評価が高かろうが自分の感覚に合わないものは手にするべきではない。
そんなギターより、例え人気が無くても、安くても自らが選んだ一本を自信をもって愛してやってほしい。


カッコイイやつ。それに尽きる。



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