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人生俯瞰記

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ギター編26「耳コピ」

ギターがある程度上達してくると、やっぱり大好きなミュージシャンの曲を弾きたくなりますよね。

音楽の世界ではそれをコピーと呼びます。
有名なミュージシャンになるとアルバム毎にスコア(楽譜)が出ており、それを見ればどんなことを弾いているのかすぐわかり、楽チンです。

しかし、コピーしたいバンドのスコアが存在しない。そんな時はどうすればいいでしょうか。

答えは簡単。CDを聴いて覚える、です。

これこそが今回のテーマ、耳コピーであります。

そもそも市販されているスコアの多くが、採譜者という人が耳コピーをして作っている物なのです。
カラオケや着メロなんかもそうですね。
なので、作る人によってかなり差があり、絶対に信用のおける物でもない訳です。
それならば、大好きで何度も聞き込んだ自分の耳を信じる方がよっぽど賢明というものです。



さて、では耳コピーをするにあたって大切なポイントを伝授します。
が、長丁場になると思うので読む方は心して読んでいただきたい。


まず、そのギターパートのみを聴こえるようにならなければいけません。
初心者にありがちなのが、他の楽器と混ざった音を記憶していると、なかなか本来のギターだけを聞き取る事が難しく感じるはずです。
まずはドラム、ベース、ギターとひとつずつでいいので意識を集中して聞き分け、分離できるようになりましょう。
ギターの場合は基本的に定位が振られていることがほとんどなので、ヘッドホンを使うと効果的ですね。
一見難しそうですが、これは慣れると自然にそういう耳になるので、集中して聴けばすんなりできるはずです。


次は、どんな伴奏を弾いているのか。
これが耳コピーの主要部分ですね。
前にも説明した通り、伴奏は基本的に脇役です。
主旋律を引き立てる為に裏方に徹しているので、聞き取りづらい部分もあるかとは思いますが、まずはコード進行を掴む事から始めるのがベストでしょう。
コード進行のコピーの仕方は音感や知識、経験によって十人十色ですが、ここでは二つ程あくまでも理論的ではなく、実践的な例を上げてみます。

まずは、その曲を聞きながら、もしくは歌いながら片っ端からコードを当てはめていくやり方です。
とりあえずコードの基本であるトライアドのメジャー、マイナー(♯、♭を含めた12×2の24種類ね)を全て試せばまず間違い無くしっくりするコードがあります。
ちょっと雰囲気が違う場合は、そこから7thや9thを足してみましょう。

もうひとつのやり方は最初からコードトーンを細かく探していく方法です。
まずはルート。ルートはベースがメインに弾くことが多いので、ベースも参考にしながらだとやりやすかと思います。
次にメジャーコードなのか、マイナーコードなのかを判別します。
こちらも前述したように、雰囲気が違う場合や聞き慣れないコードの場合はその音を探してコードに足してみましょう。

と、コード進行がわかれば伴奏の半分はクリアしたも同然です。
アレンジの形は曲によって様々ですが、基本的に伴奏はコードトーンの上に成り立っているからです。
あとはどんなリズムなのか、どのポジションで鳴らしているのかなどを確認していきます。


さて、では次はギターソロや裏メロなどのメロディー系フレーズの耳コピー。
こちらは逆に単音弾きがメインになるのでコードを読み取るよりも楽にできるはずです。
というのも、歌を歌う事を想像してみて下さい。メロディーを覚えたからこそ歌うことができるんですよね。
実はそれもれっきとした耳コピーなんです。
この場合要はそれをギターに置き換えただけなんですね。
余談ですが、モノマネする人はギターでは完コピするようなもので、音色やそのギタリストのクセまでもソックリにコピーするんですから、相当聞き込んでるんでしょうね。
なので、そのメロディーを歌えるくらい記憶していれば問題なくコピーできるはずです。


最後にリフ関係ですが、これはモノにもよりますが、上記ふたつの中間という感じですかね。


また、どうしても聞き取れない時の裏技も紹介しておきます。

今はパソコンに音を取り込む事が誰でも手軽にできる時代です。
それを使ってですね、取り込んだ音のスピードを変えたり、特定の周波数を切ったり、ある一小節だけを永遠と繰り返したりすることができる訳ですよ。便利ですよね。
例えば早いフレーズでもスピードを落として再生すれば簡単に音が拾えます。
私も耳コピする際はこの手のソフトにはよくお世話になっております。



今まで読んでもらって分かったとは思いますが、そりゃあスコアをただ眺めるだけに比べたら遥かに面倒くさく、使う労力も比ではないでしょう。

しかし、できるだけ耳コピーを推奨します。耳コピーをすることによってかなりのレベルアップをはかれるんです。本当です。
具体的に言うと、まず耳が格段に鍛えられる
これはとても重要なことで、音程感や、各楽器の特色など音を聴く力が増し、更に色々な発見と勉強があることでしょう。
そして、決して譜面では表すことのできないニュアンス
スコアは見易さやも考慮してリズムも記号も譜面的な表現しかできません。
どんなに泣きなギターソロでも音をただ追って終わりだし、そこにどんなグルーヴが存在するのかなんて知る由もありません。
しかし、このニュアンスこそが人間の個性なのです。


さあ、これ見るとやる気なくしそうですが、面倒くさがらずに是非チャレンジしてみましょう。
ただし、難しそうでも本当に好きな曲、弾きたい曲を選ぶこと!
そうでないとまず挫折します。

最後に。
苦労して耳コピーした曲は忘れにくい。
と思うよ。やっぱり。何時間も頑張って染み付いたようなもんですからね。


愛があればできる。無ければできない。それが耳コピー。

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