本当にあっという間の一年でした。
式は式で緊張しましたが、言いたいことはちゃんと喋れたので一安心です。
センスの欠片も無いライブタイトルは置いておいて、音楽学校なのでやっぱりその後のメインイベントは卒業ライブ。
卒業生は二年間の集大成、在校生も自分達なりに先輩を送り出そうと必死で、講師陣もそれぞれの思いを込めたステージ。
しかし、僕は一曲目の初っ端から弦を切りました(笑)
本番で弦切るのなんて何年ぶりだろうという感じですが、生徒のギターを借りてなんとか復帰。
と思ったら今度は同期ズレ(笑)
全員のあの時の緊張感と集中力ヤバかったです。
トリの卒業生のステージはやはり込み上げるものがありました。
昨日来れなかった同級生に向けた曲、そしてラストの学生生活最後の演奏に選んだ曲。
ちょうど一年前に同じ曲を演奏しているのを聴いていたから、彼らの成長ぶりにグッと来ました。きっと彼らにとってとても大事な一曲なんだと思います。
僕は実質一年間しか見れなかった訳だけど、糞が付くほど真面目な子達だったので、何でも馬鹿正直に取り組んでて、真っ直ぐで、柔軟性が無くて、もっと気楽に行こうよと何度思ったことか。
でも、僕自身教えられたことも沢山あって。
振り返ってみると僕が同じくらいの年齢だった頃は全然こんなに出来なかったなあと。
仙台で活動する子や、上京する子、インストラクターを目指す子、各々の道があって、今日からはもう僕らと同じ一人の社会人であり、音楽人になる。
またいつか更に大きくなった皆に会うのが楽しみです。
一部の子は頻繁に会う事になりそうですが。
本当に充実した一年間を送れました。
わからないことだらけの自分を迎えてくれたMI、仲良くしてくれた講師陣、慕ってくれた学生。
問題も沢山あったし、課題も山積みだったし、曲も何曲覚えたか数えられない程ありましたが、皆に支えられ僕自身も凄く色々な事を学んだ一年間でした。
学校方針や自分の立ち位置も分かってきたので、来年度は更に勤勉に、効率よく、自信を持って取り組もうと思います。
卒業おめでとう。
そして、有り難う。