毎週地味に楽しみにしていたハチワンダイバーが遂に終わってしまいました。
終わり方はまあ妥当な感じでした。
この漫画にしては意外とすんなりあっさりだったかな、と。
将棋の事は全く分からないし、絵も好きな系統ではないんですが、とにかくテンポが良くて、コマ割りとセリフ回しでグイグイ引き込んでくる。
特に言葉の選び方とか、キャラ設定とか、ぶっ飛んだセンスが秀逸な漫画だったと思います。
最後の最後まで、そのセンスもストーリーもブレず、作者さんの将棋愛が伝わってくる素敵な作品でした。
将棋漫画なのに、バトル漫画やラブコメ的展開など、敷居を下げて堅苦しくせずに色んな要素を詰め込んだ事が、子供から大人まで楽しめた秘訣ではないでしょうか。
そしてそれ自体が、作中での将棋なんだな、と思わずにはいられません。