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KIMLOG

人生俯瞰記

エピローグ

念の為、信号待ちを1ターン使って、やつの存在が完全に居なくなったことを確認した。
と同時に、頭から身体まで、両手で大袈裟に払っておいた。


きっと、道行く人、すれ違う車と、第三者から見たら変な人に見えたに違いない。


しかしながら、思い返してみると、第一発見時の腕の振りは我ながら驚異的なスピードだったと思う。
普段ギターを弾く時でもここまで腕を振り回したことはない。


この何気無い一日の、幾重にも重なった偶然から、新しい奏法が見えた気がしていた。




な訳はない。

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