やっと読みました。
いやー、やっぱ面白い!
この人の世界感大好きです。
この着眼点とか発想はどこから生まれるんだろうか。
この作品がデビュー作らしく、後の作品二冊を読んだ後だったので、構成とか纏まり具合とか、おや?と思った所もあったけど、伊坂節というか真の部分はここから既に出来上がってたんだと思いました。
あれです、ロックバンドの1stを聴いたような感じですかね。
荒削りだけど、その分この時にしか出せない音が封じ込められていて、やりたい事や気持ちがとても伝わってくる、結論これはこれで格好良い、みたいな。
もう序盤からぐいぐい物語に引き込まれていって、一気に読み終えて、しかも清々しいんだよね。
なんか、この舞台となる島と個性溢れるキャラクター達が、MOONの世界と重なったのも僕的には興味深い。
さて、次は何読むかなー。
もう、どの作品でもハズレはない気がしてきたな。
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