皆様は自分がどのくらいのリズム感を持ち合わせているか理解しているだろうか。
リズム感なんて生きていく上で無くてもなんら問題ないと思うかもしれないが、人間とリズムというものは実に密接に関係している。
というのも実は我々の生活の中にはリズムが溢れている。
勿論、音楽には当たり前の要素だし、芝居や漫才の「間」だってリズム。
食事や生活サイクルだって人それぞれのリズムがある。
時間軸という時のリズムが根底に流れているのだから、リズム感は誰しもが必ず持ち合わせていると言えよう。
リズム感は良い方が人生が楽しくなる。と、私は断言する。
そして一番大事なのが「リズム感は努力によって向上する。」ということ。
あるにこしたことがないのだから是非皆様も一度、自分のリズム感を見直してみることをお勧めする。
前振りはさて置き、ゲームボーイアドバンスの「リズム天国」を遂に購入。
なんのことはない、音楽にノッてボタンを押すだけの単純な音ゲー。
ボールを打ったり、パンチをしたり。グラフィックもシュールでウケる。
ひとつのゲームが2~3分くらいで、テクニックうんぬんよりもまさしくリズムをきちんと刻めるかが重要。
目を閉じても体がリズムを感じていれば耳だけで楽しめるのだ。
それだけなのにこれが妙にハマる。
音楽のセンスも良く、ロック、ジャズ、ダンス、タンゴ、ボサノバ等様々なジャンルの楽曲が収録されており、且つ音も良い。
また、難易度も素人から玄人まで幅広く対応している。
一応、音楽をやっている身としてリズム感はある程度の自信があったのだが、最初のリズム感チェックで76点(人並み)。
ちょっとショック。
でも本編は割とスムーズに進んだので良しとする。
やっぱ、ゲームでも得意ジャンルと苦手ジャンルは、はっきり分かれるもんだね。
ロックな8ビートはやっぱりやりやすいの。
逆に比較的ゆっくりなテンポの曲は走ってしまうし、ウラ拍メインの曲もリズムキープできん。
で、一通りやってもう一度リズム感チェックにチャレンジ。
88点!!(かなり良い方らしい)
やはり、リズム感は良くなるんです。
ちなみにこの測定はキープ力と体内リズム感を測るかんじ。
オマケ要素もなかなか充実してまして、とくにドラムレッスンが面白い。
各ボタンにキック、スネア、ハイハット、タム、シンバル類が割り当てられてるんだけど音もSC-88並だし、音色も選べて録音までできる。
普通の人はドラムってこんな風に叩いてるんだ、とか勉強になるかもしれない。
個人的にはサンバのドラムが、あーなる程なと参考になった。
休憩中にちょっとやるのもアリだし、このおバカなノリに浸るも良し。
素晴らしいゲームです。
また次も別な音ゲー欲しくなっちゃったよ。
気になった方は公式ホームページを是非見てみてください。
http://www.nintendo.co.jp/n08/brij/