小さい頃からずっとお世話になっていた近所の清水医院が今月で閉業する。
一人でやっていて患者はお爺ちゃんやお婆ちゃんばかりの小さな病院。
小学生時代までは、ぜん息が酷く毎週のように通っていた。
いつも注射を打たれ、咳が酷くてもちゃんと食べなさいと叱られた。
大きな注射器と中の黄色い液体、それに腕に巻かれるチューブの冷たさは今でも覚えてる。
中学に入ってから部活もやるようになり、あまり発作が起きなくなってきたので少しづつ病院に行く機会は減っていった。
願ってもない事なのに少し寂しい気持ちになったり。
しばらく振りに訪れた日、院内のスリッパがとても小さく感じた。
大人になってからは年に一回くらいだけど風邪の治りが悪い時は足を運んで。
去年胃痛で看てもらった時、先生も結構な年齢だし誰か継ぐのかな、なんて考えてたんだ。
厳しい事も言うけど、患者一人一人に優しくて。極端な話、今こうして生きてられるのも先生のお陰なんだよね。
清水先生、今まで本当にお世話になりました。そして本当にお疲れ様でした。
これからはご自身のお身体を第一に長生きして下さいね。
お大事に!!