家に帰ってからパンフレット眺めてて。
ああ、終わったんだなあ。
って思ったら、色々な思い出が溢れてきた。
今の自分があるのは本当に彼らのおかげで、彼らに出会わなかったら、きっと音楽もやってないし、全く違う人生を送っていたんだと思う。
彼らの音楽に出会って、毎日のように彼らの音楽を聞いて、元気を貰った事も、考えさせられた事もあった。
1/3がヒットした時、嬉しい反面、遠くに行ってしまう事が悲しくて。でも、それよりもあの楽曲自体に疑問を感じる自分もいた。
専門の時にコピーバンドを組んで。難しかったから、とてもできたレベルじゃないけど、バンドでやれるってのが嬉しかった。
何よりも、それがきっかけで出会えた仲間達がいた。
後期、Ⅵのあたりからあまり聴かなくなってきて、解散する時もそんなにショックではなかった。
でも、数年後そのDVDを見る機会があって、その時も今と同じように思い出の数々が頭を巡って、自然と涙が出た。
最後は生で見たかったって後悔した。
今年の夏、復活の話を聞いた時にわかに信じられなくて、チケットが取れて、マネージャーさんの追悼ライブという理由だったけど、何よりも彼らが聖地と呼んだ日本武道館でもう一度あの頃の自分に戻れる。
そんな気がした。
始まる前から、一曲目は何から始まるのか考えるだけで嬉しくて。
NO CONTROLのイントロが流れた瞬間、鳥肌が立って、夢を見てるみたいだった。
前半は彼らの軌跡を辿るような曲順で、そのアルバム毎の想いを一人噛み締めた。
栄喜のMCを聞いた時、相変わらずで、でもキメるとこはキメて。長い月日が経ったけど、あの頃のまま。
RAIN、Dear…、Lifeはこみ上げるものがあった。
ずっとその空間にいる自分が未だに信じられないような錯覚。異常にクレバーで、目と耳が冴えてるのがわかる。
テンションは勿論上がるんだけど、後半のヘヴィな流れも、アンコールも一曲一曲を脳に刻みつけたかったのかもしれない。
バラバラなグルーヴや、セットリスト等、賛否両論あると思うけど、やっぱり何よりもこの5人がまた集まって音楽をやってくれた。
そしてそれを共有できたってのが一番だと思う。
最高の3時間だった。
本当に行って良かったって心から思う。
マネージャーさんもこのロックなステージを喜んで見てくれてたんだろうな。
長くなってしまったけど、以下セットリスト。
欲を言えば、やっぱりGrayish Wingは聴きたかったなあ。
1.NO CONTROL
2.imagination
3.RAIN
4.CAN'T FORGET YOU
5.why not?
6.LOVE SICK
7.Dear…
8.PASSION
9.曇りのち晴れ
10.大きな木の下で
11.solmon's seal
12.GET OUT
13.NEVER END
14.shout out
15.PRIDE
16.PRAYER
17.GETA LIFE
18.Life
EN1
19.1/3の純情な感情
20.Dreams
EN2
21.D.Z.I
22.Don't Tell Lies
沢山の勇気と希望と出会い、そして数え切れない程の思い出を
有難うSIAM SHADE。