暫く出来てなかった映画鑑賞。
白ゆき姫殺人事件
原作は知らないけど、かなり期待して観ました。
ミステリーというよりは、現代のネットやテレビの拡散性や信憑性、またそれを扱う人間に焦点を充てた内容。
細かい部分があやふやだったり、浅かったりで、ちょっとした矛盾が気になってしまったのもあって、真相がわかってもあまりパッとしなかった。
複数人の視点で追ってく構成は好きなのだけれど。
最終的に、まあそんなもんだよねえ、という印象しか残らなかった普通の映画。
ポテチ
伊坂幸太郎のオムニバスの短編。
短い中に程よく笑いと感動とシリアスがバランスよくギュッと詰まっていて、大オチまで見事に練られている作品。
キャラクターや台詞と、しっかり伊坂ワールドが再現されている。
濱田岳は好きな役者さんだけど、特にこの役はハマってました。
伊坂作品の映画化の中ではトップクラス。
陽だまりの彼女
もうね、なんだろ、純粋に感動した。
最初はよくあるヒロインが病気持ちパターンだと思ってたら、まさかのファンタジー。
途中でもしやと思ってビックリしたけど、これはこれで逆にアリだし、だからこその演出とか伏線がまたいい。
ラストは色んな解釈がありそうで、本当に心温まるピュアな映画でした。
陽だまり感が画に出てたのもイメージ通り。
個人的には主人公は忘れなかった、と捉えてる。
気になる映画はその都度メモってるんだけど、増える一方なので今後はコンスタントに観ていきたいです。