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KIMLOG

人生俯瞰記

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KIMTR

昨日の日記を書いてふと思ったこと。
ここ数年ギター機材より録音機材の方に多く投資してる気がする。


今年はギターとワイヤレス買ったんですけど、よく考えたらASRA初めてから増えたの初めてなんですよね。
足元とかずっと一緒だし。シールドは変わったけど。
で、最近はまたMTRが欲しいんですよ。
D888には大変お世話になってますけど、更に小型で多機能がいいなーと。


てな訳で、今日はMTRについて語ってみます。

まず、MTRとは何ぞや、な方の為に簡単に解説すると、楽器や歌を録音して、それを重ねて再生できる機械です。
トラック数、録音媒体、機能など様々な違いがあります。

バンドマンの音源制作には必需品で、僕が初めて触ったMTRは、高校の時だったかな、4トラックのテープでした。
友達から借りて、ギターを重ねられるという事に衝撃を受けたのを覚えています。

自分で初めて購入したのがBOSSの8トラック。
録音媒体はzipディスクだったかな。
学校で作曲の楽しさもわかってきた頃なので、相当使い込みました。
エフェクトやリズムマシンも内蔵されていて、これでバンドのデモテープも作りましたね。

次に手にしたのが、YAMAHAのAW4416という16トラックで、ハードディスク、CDドライブ搭載のバカデカいやつ。
当時のMTRでは最高峰のクラスで、何度かここにも書いた事のある機材です。
それまでとは比べられないくらい色々な事ができて、まさにオールインワンの機材でした。
途中、ライブの同期用にRolandのVSシリーズも使いつつ、DAWに移行するまではずっとメインに使ってました。
いまだに大きさと重さ以外は最高のMTRだと思ってます。
ちなみに今所持しているKORGのD888は外録音用です。
それまでは12kgのAWを持ち歩いてました(笑)


DAWを使うようになったのはここ数年なので歴史は浅いですが、SOL2、CUBASE LE、CUBASE LE4、CUBASE ES5と順調にレベルアップしてます。
ちなみに、DAWってのはパソコン上で動かすMTR+αみたいなソフトです。



さてMTRの歴史ですが、そういった具合に、数年前までは単体で完結できるタイプが主流で、その為に録音品質は勿論、トラック数が増えていき、エフェクトも増えていき、リズムマシンやサンプラーまで内蔵されーの、CDドライブ付きーの、とサイズも価格も大きくなっていく傾向がありました。

しかし、現代はパソコンの普及により誰でも手軽にDAWが扱える時代になってきたので、MTRの需要はどんどん減っていき、新たな進化を遂げることとなります。


最終的なアウトプットがDAW(パソコン)なので、無駄な機能を省きつつ、CDドライブも勿論要らなくなる事に加えて、録音媒体の小型化も相まって、今度は逆にサイズも価格も小さくなってきているのです。面白いですね。
更に、パソコンとの連携(インターフェースやコントローラー対応)も当たり前になりつつあります。

勿論、機能的にはそれまで培ってきたノウハウは活かされている訳で、そういった小さいながらにハイスペックなMTRが近年の主流なのです。



本当にデジタル製品の進歩、移り変わりの速さには驚かされるばかり。
今気になっているのが、ZOOMのR24というMTRなのですが、トラック数や同時録音数がそれほど必要じゃなくなってきたので、最近発表されたR8とBOSSのBR-80も良さげ。
どれもが重さ約1kgですよ。ビックリですね。

主な用途はD888と同様に、持ち運んでのマイク録音ですが、
48/24に対応してる
USBバスパワー駆動
トラックのアサインが楽
データの書き込み速度
ロケート関係
というD888で惜しい点が解消されてるR8がベストかも。





何気にフィジカルコントローラー化も気になるし。
しかもこの辺の機材はメディアもSDなので、そのうち必要になったらライブなんかでも使えるかなーとか(ハードディスクは振動が若干心配)。
うん、早く安くならないかな。


そんなこんなで非常に長くなってしまいましたが、MTRのお話しでした。有難うございました。

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