さてさて、遂に発売されました『SAMSARA』。
新曲としての新譜はなんだかんだで一年振りになってしまいましたが、その分入念に制作できた作品となっております。
いたるところで言っておりますが、今回のこのシングルは「輪廻転生」をテーマにした音源です。
実は、最後に収録されている「リンカーネーション」は前にやっていたバンドの時に作った曲で、いつかASRAでリメイクしてやろう、とずっと温めていました。
そしてそれと同時に、そのコンセプトのみの作品を作る、という明確なアイデアもあったので、アルバムまでの三部作の次に満を持して発表できる運びとなった訳なのです。
歌詞、アレンジ、構成全てに「SAMSARA」を感じていただけると思います。
そして勿論、バンドとしてのレベルアップ、音源としてのクオリティアップにも注目です。
是非、最初から最後まで通して聴いていただければ嬉しいです。
ではでは、恒例の楽曲解説いってみます。
1.螺旋
シングルだけど、一曲目からインスト。
このコンセプト作品を集約したSEになったと思います。
ちなみに全てギターの音ですよ。
2.時輪タントラ
ASRAお得意の8ビートと民族スケールを駆使したアレンジにキャッチーなメロディが乗るアッパーチューン。
ユニゾンなどキメキメでガツガツです。
3.KARMA
続くのは夢華作曲のナンバー。
Bouvardiaとアリアドネを融合させたような楽曲ですが、間奏の展開やリズムソロと新しい一面を見せられた曲でもあります。
4.リンカーネーション
前述した通り、原型は遥か昔から存在する曲で、静と動の独特の雰囲気が表現できたと思います。
アコースティックの質感、低音のうねり、高域の煌めき、全体を包むシンセ、アンサンブルとダイナミズム、そして夢華の歌唱をご堪能下さい。
こんな感じで、細かな拘りも沢山入っているので、聴けば聴くほど新たな発見があるCDです。
感想どんどんお待ちしております!