さて今回は新しいコードをまたまたテキパキ紹介しようと思います。
というのも、初級編でメジャーコードとマイナーコードを紹介しましたが、それらは全て
トライアド(三和音)と言われるコードで、三音のみで構成された基本となるコードなのです。
今回はそのトライアドに更に一音付け加えたコード達を紹介します。
付け加える音により、当然響き方は変わります。
まずは
CM7(シーメジャーセブン)
これはCから人差し指を離しただけの簡単なコードですね。
理論的な話は割愛しますが、まずはこの7の付いたコードでローポジションで弾ける使用頻度の高いものを集めてみました。
Dm7(ディーマイナーセブン)
Em7(イーマイナーセブン)
FM7(エフメジャーセブン)
G7(ジーセブン、ジードミナントセブン)
Am7(エーマイナーセブン)
Bm7(ビーマイナーセブン)
どれもトライアドを弾ければ余裕なフォームだと思いますが、7thが入ることによる響きの変化を比較してみると良いかと思います。
さて、次は9thと4thを追加したコードを三つほど紹介してみます。
Cadd9(シーアドナインス)
Aadd9(エーアドナインス)
Asus4(エーサスフォー)
また違った響きが得られたかと思います。
これらも頻繁に登場するコードです。
今回紹介した4th、7th、9thを含むコードは勿論他にも沢山あります。
なるべく♯や♭を使わないものを紹介したまでですので、【C】だけをとっても、メジャーセブンからマイナーセブン、ドミナントセブン、メジャーマイナーセブン、マイナーセブンフラットフィフス~とある訳です。
そして更に7thと9thを複合したコードも勿論ありますし、6th、11thなんて概念も当然あります。
基本的にギターは6弦なので、最大6和音まで鳴らせますから。
もう上級編ですので、ある程度知識もついたかと思われます。
上記以外のコードを自ら探して研究してみましょう。
次第にある音の法則性がわかってくるはずです。
そこまでたどり着けば、色々なポジションでコードを鳴らす事も可能になり、響きやニュアンスを重視したコードを把握できるようになることでしょう。
コードもなかなか奥が深いんですよ。
最近は知識的な話が多かったので、次回はプレイ的な話に戻ろうと思います。
お楽しみに。
自分なりのコードを作るのもまた乙です。