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KIMLOG

人生俯瞰記

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コード進行

最近めっきり音楽の話をしていないので、本日はコード進行の話をしてみよう。


まず、コード進行とは。
楽曲の伴奏の和音構成を記号で表したものをコードといい、その並び方をコード進行といいます。
よく歌本なんかで見られる歌詞の上に記されているCとかAm7というアルファベットと数字の組み合わせがそれです。
路上や街中でギター一本で弾き語りをしているおにーちゃん達はこのコードというものを弾いて歌っているんですね。


どんな楽曲にも、コード進行は存在します。(全く音程感のないリズムのみの楽曲は除外)
コード進行は必ずしもひとつのパターンだけではありません。何故ならひとつのメロディーに合うコードというのは複数あるからです。
どのコードを用いて、それをどのように組み合わせるかは作曲者の自由です。
したがってコード進行は作曲者の数だけ無限のパターンが生まれる訳です。
補足として、ひとつのコード自体もかなりの数がありますが、現代音楽はド~シの12個の音(平均律)でなりたっているので数え切れない程ではありません。


それならば何故、あの曲とこの曲は似ているという事が頻繁に起こりえるのでしょうか。
それにはメロディやリズム、アレンジ等実に様々な要因が考えられますが、そこからコード進行だけを抜き出して考えてみます。

皆さんはきっとコード進行だけを聞かされたら何の曲かはわからない又は何曲も思い浮かぶと思います。それは当たり前の事なんです。
というのもコード進行は無限に存在すると前述しましたが、一般的な流れがあります。
これは人間の耳自体がそうできているからそれに逆らうと気持ちの良い音楽にならないのです。簡単に説明する為に例を上げるとすると一番最後曲の終わりのコード。これは限られてきます。それ以外のコードを使用すると「終わった気がしない」からです。
それぞれのコードは、大きくトニック、サブドミナント、ドミナントというの三つの役割に分類できます。基本的にはコード進行とはこの三つの並べ方、使い方で成り立っています。
このようにコード進行にはある程度基本的な決まりがあり、これに加え作曲者のセンスやバックグラウンド等が加わりひとつのメロディに対するコード進行が生まれるのです。

したがってコード進行が似たような曲が多数あるのも当たり前の事なのです。



今回は本当はここから僕のコード進行ライフを記そうと思っていたのですが長くなってしまったので又の機会にします。
結構はしょってわかりやすいように書いたのですが、こういう話を書き始めると一向に終わる気がしませんね。
いつか時間ができたらKIM流音楽理論講座等やれればと思っております。


では今から飲みに行ってきます。ではでは。



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