公開した曲の中では一番新しくて、一番難しくて、一番気合いが入ってる曲。
名前の通り、破壊と殺戮の神カーリーをモチーフにした。
カーリーのウンチクは省くけど、シヴァ神の腹上で踊り狂う画は有名で、彼女は「時間」と「黒」の象徴とも言われています。
この曲は全編DADGADという変則チューニングでプレイしてます。
アルペジオとかの響きで、最初からこのチューニングで創ろうと決めてました。
聴き所はなんといっても、後半のなっがーいクレシェンドからの展開。
変拍子はイギリスのプログレの元祖と言われてる彼らのイメージで、全ユニゾン。
その後にやっと出てくるソロらしいソロは、ワーミーに、タッピングに、アーミングに、ハーモニーと、16小節に全てをぶち込んでます。個人的には結構お気に入りだったり。
その他には、ボトルネックを使ってみたりだとか、エフェクト処理やミックスだとか新しい事にも挑戦してみました。まさに今の自分を最大限に封じ込めた一曲です。
全体的なダイナミクスを含め、起承転結があるドラマティックな作品に仕上がったと思っています。
カーリーを知ってる方は是非カーリーという女神を思い浮かべながら、知らない方は自分なりのカーリー像を妄想しながら、最後まで聴いて頂ければ幸いです。