本日はギターオーディション「GIT MASTERS 2013」でした。
生徒達は今日に向けて頑張ってきました。
やっぱりまず、一人でのステージというプレッシャーに耐えられるかどうかが全体のポイントだったように思います。
ライブ慣れはしていてもギタリストは中々一人で演奏する機会は少ない上、コンテストであり審査されているともあればそれは相当のものです。
いくら練習では完璧に弾けても一発勝負の本番で発揮できなければ結果には繋がりません。
トラブルに見舞われた生徒もいました。
でもその対処法も問われています。
機材トラブルや音響トラブルなんて必ず経験することですから、即座に対応して踏ん張れるのか、そのままズルズル引っ張ってしまうのか。
演奏のミスも同じで、引きずらない事は絶対条件です。
楽曲や演奏力だけではなく、そういう精神力や集中力、ライブスキルこそ大事なのではないでしょうか。
また、僕が個人的に重視して見たポイントは「自分らしさ」でした。
技術が足りなくてもオリジナリティやメロディの良さでカバーできるはずです。
自分が得意なことを突き詰め、出来る範囲でやる、そして明確なコンセプトがある、この点はかなり印象が変わる要因だと思います。
容量オーバーな速弾きや、テーマのわからない構成などは伝わりにくく、こういった自分をアピールしなければならない場では逆に不利です。
終了後は生徒全員反省ばかりで、かなり落ち込んでいる子もいました。
でもこれが今の自分の実力な訳で、皆良い経験になったことは確かです。
これを糧に、前向きに頑張っていってほしいところです。
ちなみに僕もデモ演奏なるものをやりました。
自分がもし出演者なら、という観点で曲を書きましたが、特に超絶テクニカルな事が出来る訳ではないので、まあいつも通りのカラーで、雰囲気重視の楽曲です。
僕としても一人でステージに立ったのは初めてだったので、やはり非常に緊張しましたし、逆にバンドのやり易さと素晴らしさを痛感しましたね。
そんな感じで、個人的にも得るものの多かった一日でした。
一先ず、皆様お疲れ様でした。