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KIMLOG

人生俯瞰記

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くろすれびゅー

DSの「レイトン教授と不思議な町」。
これやばい。面白すぎ。




要は今はやりの頭を使ったナゾ解きゲームなんだけど、他との大きな違いはストーリーがあること。
これがとても重要。
こういうゲームはただひたすらに問題を消化するだけの単純作業になりがちで飽きやすい印象があるが、バックにひとつの軸があるだけでここまで変わるものかと関心してしまう。

基本的なナゾの内容はパズル、推理、なぞなぞ、計算問題、引っかけ問題等実にバラエティに富んでいて、これがゲーム中に散りばめられている。
また、その小さい問題達とは別に大本のストーリーにも多数の伏線が用意されていて、アドベンチャーゲームの要領で町人に話を聞いたり町中を調べたりして物語を進めていくと解明されていく。
このふたつのバランスが絶妙で、プレイヤーを引き込ませる。どんどん先に進んでナゾを解きたくなる中毒性が高い。

更に、このよくできたストーリーをうまく演出してくれているのがグラフィックと音楽だ。
一見ジブリ風?な暖かみのあるタッチのデザインとレトロで情景のあるBGM。
これが見事に物語にマッチしているのだ。
時折挿入されるアニメムービーもアクセントになっていて飽きさせない。 


全体的な難易度もひとつのナゾ毎にヒントを見ることができるのでそこまで高くなく、子供から大人まで楽しめるようになっている。僕の脳ミソでもかなりスムーズに進められた。
オマケ要素もなかなか充実しているし、みんなに是非体験してほしい作品。
もうね、オススメの8点つけちゃう。

楽し過ぎたせいかストーリーのボリュームが若干少なく感じたところと、大泉洋の声が好みの分かれるところ(個人的には違和感あった)、たまに問題文や解説に曖昧な部分があるところ、一日くらい頭捻っちゃうようなかなり難しい問題がもっとあってほしかったところが-2点。 



次回作は「レイトン教授と悪魔の箱」だそうで。
かなり期待して待っていようと思います。
タイトルがちょっとハリーポッターぽい。 



最後に雰囲気を味わえるかもしれない問題を掲載しておきます。お暇な方は是非考えてみて下さい。 


問題
サイコロを振って同じ目が二回続けて出る確率は36分の1の確率であり、三回連続では216分の1の確率である。
さて、今四回連続で同じ目が出ている。次に振る五回目も同じ目が出る確率は何分の一だろうか。 


問題
8個のまったく同じ形をした重りがある。
その中に1個だけやや軽い重りがあるという。
天秤を2回だけ使ってその軽い重りを見つけられるか。

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