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人生俯瞰記

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音楽と私ー高校生時代後編ー

初めてプロミュージシャンのコンサートを見に行ったのが三年生の時でした。
友達に誘われ、JUDY AND MARYのライブ。
楽しい。というよりはなにもかもが新鮮で、とにかく、ライブって凄い。
爆音、歓声、会場全体のエネルギーに只々圧倒されました。


それもあってか、この頃からたまに地元のライブハウスに足を運んで、友達のバンドなどを見たりする様になりました。
当時は今と違って、ライブハウスは数件しかなく、チケットや料金も自分らでっていうハコも多かったですね。

一方私は、まだ自分にはバンドなんて早過ぎる、と勝手に思い込んで独りで練習に励む日々でした。
非常に勿体ないことしてたと思います。
余談ですが、もしこれを見てるギターキッズがいるならば、早くバンドを組むべきです。その方が確実に上手くなりますよ。一人で練習より遥かに楽しいですし。


そんな折、志望大学に落ちた私はちょっと音楽を学んでみようかなくらいの軽い気持ちで専門学校に入学することとなります。
しかし、この選択が自分の人生を大きく変える事になるとはまだ知る由もありません。

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音楽と私ー高校生時代中編③ー

高校生にもなると視野が広がるのか、やたら洋楽を聴く人達が増えてくるものですね。

その頃、日本のHR/HM界ではちょうどMR.BIGが流行っていまして、僕を含め回りのギターキッズ達は皆聴いていた気がします。
その他にはハロウィン、イングヴェイ、インペリテリが記憶に残ってます。
ちょっと違うとこだとレッチリやグリーンデイ等もやはり人気でしたね。

で、DEEP PURPLEと出会ったのも多分この頃です。
リッチーブラックモアが外人のギタリストで初めて好きになった人でした。
きっと頑張れば弾けそうだったから。というのも無くは無いと思いますが、やっぱりスケールにピンとくるものがあったんでしょうね。
余談ですが、音楽理論をちゃん学んだ以降、昔好きだった曲を聴くとハーモニックマイナーとクリシェ率が高いのなんの。
基本的な音楽の好みは変わらないようです。


話は戻りまして。ハイウェイスターが弾きたくてずっと練習してましたね。
ギターソロのね、2小節纏まりのフルピッキング16分が難しくて、更に解放まで絡めてくるから右も左も全然追い付かなくて。
というか今でもこのソロ全体的に難しいと思いますよ。


そんな感じで、ビジュアル系とハードロック三昧な高校二年生生活でした。
因みに成績とギターの練習量は勿論見事に反比例(笑)

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音楽と私ー高校生時代中編②ー

彼は上手かった。

その男は同じ部活で知り合った友達。私の何歩も先を行っていて、とにかくギターを楽しく弾く人でした。
アパートが学校の近くだったので、部活帰りにちょくちょく遊びに行っては皆でギターを弾く毎日。というかほとんど彼が弾いていましたけど。

彼に追いつきたくて必死に練習して、上手くなったと思ってまた遊びに行くんですが、その間に彼もまた上手くなっているからその差は一向に縮まらないというなんとも滑稽な日々を繰り返してました。三年間ずっと。
卒業してからは一度も会う事がないまま現在に至る訳ですが、今は追いつけたのかな、とふと考える時が未だにあります。


今でもあのボロいアパートでマーシャルのコンボを爆音で鳴らしていた彼のイメージが強くて、あの前を通る度にギターの音と笑い声が聴こえてきそうな気がします。

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音楽と私ー高校生時代中編①ー

さて久しぶりの更新です。
前回ギターを止めた所で終わったので止めた期間分だけこっちも止めてました。

はい、嘘です。


高校に上がり、新しい環境にも馴れてきた頃ふとギターを弾いてみたんです。
そしたらたまたまFが押さえられたんです。
何故なのかは未だ不明ですが、きっと鳴った気がしたんでしょう。
そうすると俄然やる気が出る訳で、それからはまた暇がある時はちょくちょく触る様になりました。

そしてやはりエレキギターが欲しくなる。
雑誌の広告を見回してとりあえず見た目が気に入った黒のストラトタイプ。セットで19800円を購入。
もう最初は嬉しいのなんの、弾きやすいのなんので(それまでクラシックギターで練習していた為)一生の宝物の如く大切に愛用しました。

この頃も勿論ビジュアル系大好きだったので、LUNASEA、黒夢、GLAY、hideあたりをバンドスコアを見ながら猛練習の毎日で。
今でも覚えているのがミスムーンライトのギターソロで、そればかり繰り返し練習してました。
今でこそ特に難しい事のないリードパートなのですが、最初は全然弾けなかったのが徐々に弾ける様になっていく快感が一番強かった思い出です。


そんな折り、そこそこギターを弾けるようになった(気がしてきた)頃、ある人物との出会いによって更にギターという楽器にのめり込む事になります。

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音楽と私ー高校生時代前編ー

高校入学前の春休み。早速借りたギターを鳴らしてみる。
親指で弦を弾き、ポローン。
ギターはとりあえず音が鳴ってくれるので、何て事ない開放弦を爪弾いた音にもなんだかワクワクが止まりませんでしたね。

最初は何も分からなかったので、友達に教えてもらいながらドレミファソラシドを永遠と練習。1オクターブ内を上がって下がっての繰り返しです。
それがある程度弾けるようになり、次はたしかカエルの歌を練習したのを覚えています。勿論、伴奏ではなくメロディです。

ちょうど同級生に他にも数人ギターを初めた仲間がいて皆でうちに集まっては練習していました。
そんな折、単音弾きにも徐々に馴れてきた僕はコードという概念を知る事になります。
C、G、Am、Em。流石に今まで以上の難易度でしたがなんとなくは弾けるようになりました。
しかし、そこに突如現れたのがバレーコード。そう、Fです。
分からない方の為に補足すると、このコードは誰しもがぶち当たるギターの最初の壁だと思ってもらえれば結構です。鬼門です、鬼門。
勿論僕も例に漏れずで、その壁は遥かに高く、出た結論は

弾ける訳がない。

僕は僅か一ヶ月でギターをやめたのでした。

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