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KIMLOG

人生俯瞰記

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完結

発売日に買ったのにずっと放置していた『ZERO ESCAPE 刻のジレンマ』を先日やっとプレイ。

前々作『9時間9人9の扉』と前作『善人シボウデス』の続編。
前作が今作に繋がる流れで終わったので、やっと完結編が出た感じです。

終わってみて思う事は、色んな伏線を回収し、なんとか辻褄を合せようとしたストーリーという印象。
基本的にSF要素が多分に盛り込まれたシリーズなんだけど、今回はもうなんか強引過ぎる展開でした。
所々、なるほどという箇所はあったのだけど、それやっちゃったらもうなんかなんでもアリで、結果色々と破綻しちゃった感じ。
一応ハッピーエンドではあるし、終り方としてはまあ妥当な気もしますが。

先の気になるストーリーは相変わらずで、シネマパートも声優さんのおかげかすごく見入ってしまいました。
ただ、今回の大オチのトリックが、え?え?ってなって最初意味わからなくて、理解できるまで時間がかかったのでスッと驚けなくて残念。
もう一段階どんでん返しあったらよかったのだけど。

あと、今作はストーリーの都合上、3チームバラバラの行動になってしまったからキャラ同士の絡みがなくて、どうにもこじんまりして見えたのも良くない。
せっかくのデスゲーム舞台を前2作ほど活かせてなかった。
脱出パートも難易度が上がったわりに、ストーリー的にあまり必要じゃない気がして燃えなかったし、断片システムも逆に分かりにくかった。
根本的にこの作品だけ物語の趣旨がちょっと違うので、ミステリーとして見ると評価は低いですね。
少なくとも前作やってないと意味わからなそうだしね。


普通に面白かったはずなのに、よくよく考えるとマイナス点多い完結編でした。
ただ、グロさはシリーズ一番。



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